美川温泉元湯ほんだ

MIKAWAONSEN

美川温泉の歩み

美川温泉元湯ほんだが受け継ぐ、100年以上の歴史。


一度は消えた温泉を もう一度この地に

美川温泉の歴史は、明治29年(1896年)にさかのぼります。
美川町北島の地に温泉が湧き出し、浴場や料理店が建ち、一時は多くの人で賑わっていました。

しかし、その温泉は10年ほどで姿を消してしまいます。

時を経て昭和44年(1969年)、美川温泉元湯ほんだの創業者・本多祐啓は、かつての温泉をもう一度この地に蘇らせたいとの思いから、石川県衛生研究所や石川県温泉開発研究所の指導を受けながら掘削に挑みました。しかし、工事は幾度もの難関にぶつかり、思うようには進みませんでした。

「かんのんさん」のお告げ

温泉を掘り当てることを諦めかけた頃、思いがけない出来事が起こりました。
美川町で「かんのんさん」と親しまれてきた世尊院の十一面観音菩薩が夢枕に立ち、祈願するようお告げがあったと伝えられています。

そのお告げを受け、祈願したところ、ほどなしくて温度38℃の温泉が湧き出しました。

一度は消えた美川の温泉が、再びこの地に蘇ったのです。

昭和46年(1971年)には、石川県衛生研究所および東京温泉研究所による温泉分析が行われ、温泉としての性質が確認されました。

天然温泉を もっと身近に

温泉を蘇らせた創業者には、もう一つの思いがありました。

当時、天然温泉は主に温泉旅館などで利用されており、誰もが気楽に楽しめるものではなかったといいます。

そこで、「もっと多くの人に、手頃な料金で天然温泉を楽しんでもらいたい」という思いから、旅館ではなく銭湯として天然温泉を楽しめる施設を作りました。

創業者は、「銭湯で天然温泉を使った施設としては、全国でも初めてだったのではないか」と語っていました。

確かな記録として確認できているわけではありませんが、天然温泉をできるだけ多くの人に、身近に楽しんでもらいたいという創業者の思いは、今も美川温泉元湯ほんだの原点として受け継がれています。

お客様の声とともに

昭和46年の創業から半世紀以上。
「もっと多くの人に天然温泉を楽しんでもらいたい」という創業者の思いは、やがて、お客様の声とともに施設の形にも表れていきました。

「ゆっくり過ごしたい」というお客様の声に応えて、休憩用の大広間を設け、さらに「泊まって温泉を楽しみたい」という声から宿泊もできるようになりました。またご家族でゆっくり温泉を楽しみたいという声に応えて、家族風呂も設けました。※現在、家族風呂はご利用いただけません

このように美川温泉元湯ほんだは、お客様からいただいた声に応えながら、少しづつ今の姿へと歩んできました。

100年以上の歴史を受け継ぐ 美川の温泉

一度は消えた温泉を、もう一度この地に。
誰もが気軽に天然温泉を楽しめる場所へ。

この土地には、明治から現在まで、長い年月をかけて受け継がれてきた天然温泉があります。
これからも、美川温泉元湯ほんだは、先人から受け継いだ美川の湯を大切に守りながら、皆さまに気楽に楽しんでいただける場所であり続けたいと願っています。